遺産分割協議書の見本3(債務の負担)

 

埼玉県行政書士会所属

行政書士渡辺事務所

行政書士・渡邉文雄

 

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➤遺産分割協議書の見本3(債務の負担)

遺産分割協議書  

 

  被相続人    川野太郎(令和〇年〇月〇日 死亡)

  最後の住所   〇〇県〇〇市〇〇町〇〇町〇丁目〇〇番地〇

    最後の本籍           〇〇県〇〇市〇〇町〇〇町〇丁目〇〇番地〇

 

 被相続人川野太郎の相続財産について、被相続人の妻・川野花子、被相続人の長男・川野一男、被相続人の次男・川野次郎の相続人全員により、遺産分割の協議を行い、本日、以下のとおり合意した。 

 

第1条 土地・建物 

 相続人川野花子は以下の土地・建物等を取得する。 

  (土地)             

   所在    〇〇市〇〇町〇〇丁目

   地番    〇〇番〇〇 

   地目    宅地

   地積    〇〇〇.〇〇平方メートル

 

   (建物)

   所在    〇〇市〇〇町〇〇丁目〇〇番地〇〇 

   家屋番号  〇〇番〇〇 

   種類    居宅  

   構造    木造瓦葺二階建

   床面積   一階 〇〇.〇〇平方メートル  

         二階 〇〇.〇〇平方メートル

 

  上記建物内の家財道具の全て

  〇〇〇〇火災保険(契約番号○○○)の契約者の権利全部

 

第2条 預貯金

 1. 相続人川野一男は以下の預貯金を取得する。

   〇〇銀行〇〇支店 定期預金 口座番号 〇〇〇〇 

 2. 相続人川野次郎は以下の預貯金を取得する。

   ゆうちょ銀行 通常貯金 記号番号 〇〇〇〇

 

第3条 債務の負担

  相続人川野花子は、第1条の土地及び建物に係る所有権を取得する負担として、被相続人川野太郎の債務を弁済し、本遺産分割に要した費用を支払う。また、令和〇〇年度未納分固定資産税金 〇〇万円を負担するものとする。

 

第4条 本協議書に記載されていない相続財産(負債を含む)及び本協議書作成後に判明した相続財産(負債を含む)は、相続人川野花子がすべて取得する。

 

第5条 委任 

  川野花子、川野一男及び 川野次郎は、〇〇〇〇を代理人と定め、この遺産分割協議書の内容を実現するために必要な手続きをする一切の権限を委任する。  

 

 

 上記のとおり遺産分割協議が成立したことを証するため、本書を3通作成し、相続人全員が署名捺印のうえ、各自1通ずつ所持する。

 

 令和 〇〇年 〇〇月 〇〇日

 

  住所

  氏名  〇〇〇〇 (署名)   実印  

 

  住所

  氏名  〇〇〇〇 (署名)   実印  

 

  住所

  氏名  〇〇〇〇 (署名)   実印